学生時代にフォーカシングという心理技法と出会い、アドバイスで導いたりするものではなく、一人一人その方の中にある心の実感を大切にすることの重要性を知る。
家庭裁判所調査官補佐・心療内科のデイケア・小学校での児童カウンセリング・某自動車会社の産業カウンセリングの場でサポートを経験し、
多くの人が、時におかれた状況やトラブルを一人で抱え、自分自身の心の実感とうまくつき合えなくなることが病気に
つながっていることを問題視するようになる。日本人にとってカウンセリングや病院に行くことは欧米のように
自然なものではなく、心の病気を抱えてどうにもならなくなりはじめて、専門家を頼ると言った流れであり、
日本の文化に合うような予防学的な心のケアを探求始める。
人と人をつなぎ開放し深める場とは何かを知ろうと人の集まる場に積極的に出向き、
そこでどこの文化においても、「食」は人と人とを包み込み自分らしさを引き出し、
食を介することによりいつも以上にお互い解放しているという魅力に気付く。
家庭内での食卓を豊かにし充実させることは夫婦間・親子間において大切な役割を担っており、近くにいる人が
一番のカウンセラーになり得ると確信する。現在では、食の立場から人の心の健康を支える活動に力を入れている。
学生時代から趣味で学び始めた懐石料理・イタリアン・中華を
知人に教えるようになり、準備期間を経て麻布十番におもてなし・家庭料理教室「凛藤曄 Rintoyo」をスタート。お品書きや墨絵などの大人向き書道講座とともに、保育園などでの幼児書道や外国人旅行客に向けた
着物の着付け・日本文化講座にも力を入れている。
現在は男の子3人の育児で、子育てを通し学び育てられながら限られた時間の中で、プライベート専門のお教室として再スタート。お一人お一人の心に寄り添い、大切な自身を慈しむことのできる習い事を目指す。
お教室において単に「タベモノノツクリカタ」を教えるのではなく、親と子・妻と夫・友達同士・仕事仲間がどういったものが好きか、どんな反応があると嬉しいか、今日の自分はどんな状態か何が食べたいか、お料理しながら自分や周りを想い関わってもらうことの大切さをレッスンに取り込む。
プライベート制レッスンであるため、お料理や書道を通じ、他人との関わりから少しの間離れていただき、寄り添いながら自分を大切にする時間にしていただきたいと開催している。
自分を大切にし技術を手に入れることで、人を想い心を癒し、活力を生み出す場としての習い事を提案する。
出逢った生徒さんが、心の中から自分らしく輝いていくことを願う。
日本文化を大切にし広めていきたいと願う。自身も江戸懐石料理の学校、書道教室に通い続け、日本人に合ったライフスタイルの豊かさを追求する。教室を通して生徒さんの可能性や生徒さんを取り囲む家族や環境が、より心地よく自分らしく輝けるようにサポートすることを何よりも大切にする。
神戸女学院大学 心理学科卒業 草間世良記念賞受賞
日本心理学会認定心理士
草月流いけばな・フラワーアレンジメント
食品衛生管理者
スポーツフードスペシャリスト
書道普及協会 宛名筆耕士/実用書道免許
着物着付け講師
<主な活動>
料理・書道・着付け・食育教室の講師
学校における心と食空間の教育
農林水産省 海外イベント講師
企業の商品開発・販促レシピ提案
レストランにおけるメニュープランニング